クルド人政権樹立か Koord, come to power? Kingdom of Koord? 2003/4/5

「日刊 世界の動き」から

クルド人、解放を喜ぶ

  イラク軍は急進撃する米英軍に対応するため、クルド人地区から撤兵した。
  クルド人はアメリカの庇護の下、晴れて「独立」することとなった。
  そればかりではない。現在のアメリカの構想では将来の「イラク統治」は
  「クルド人によってなされる」という間接統治構想がある。
  つまりは今までは少数民族であった「クルド人がイラクの主」になるかも
  しれないのだ。


日刊 世界の動き  
発行 http://home.netyou.jp/aa/summer01/

ついに、悲願のクルド人の政権ができるかもしれない。
長年の夢は、アメリカによって、実現するかもしれない。
バビロニアを支配するのは、クルド人になるかもしれない。
クルド人による巨大な国家ができるかもしれない。
しいたげられたクルド人が、中東の王者となる日も近いかもしれない。
そう、バビロニアの王になるかもしれない。
アメリカによって、クルド人が中東の支配者、王者への道が与えられた。

しかし、これでいいのでしょうか。
イランが参戦しないと、南部のシーア派が困ることになる。
おそらく、イランは参戦せざるを得ないでしょう。
これで、スンニー派とシーア派の争いに決着がつくかもしれない。
イラク南部がイランの領土になるかもしれない。
シーア派の勢力拡大のチャンスかもしれない。